今日は、「商品を売りやすい6つのタイミング」をお伝えします。

商品の販売を開始するときは、まず商品を売りやすい6つのタイミングを意識して、戦略的にアプローチすることが重要です。

この6つのタイミングは、簡単に使えて効果のあるノウハウですので、インターネットで商品を販売したり集客したりする時には、取り入れることをオススメします。

販売数を増やすための「売りやすい6つのタイミング」

下記の6つのタイミングが販売数を増やしやすいタイミングです。

  • 先行販売開始直後
  • 先行販売終了前
  • 販売開始直後
  • 特典廃止前
  • 値上げ前
  • 販売停止前

何か商品を売ろうと思ったときに、このように6回も売りやすいタイミングがあるので、このタイミングを上手くホームページやランディングページに取り入れると良いです。

それでは、1つずつ解説していきますね。

先行販売開始直後

まず、ただ単に販売を開始するのではなくて「先行販売」を行い、先行販売価格で販売すると良いです。

おすすめの方法は、「先行販売専用のメルマガにあらかじめ登録してもらう」という方法です。

興味がある人にメルマガに登録してもらい、登録してくれた人だけに先行販売価格で案内をするというものです。

あらかじめ商品の概要やベネフィットを伝えておいて、興味のある人に先行販売用メルマガに登録してもらいます。

それで登録してくれる人は購入してくれる可能性が高く、お客様からすればひと足早く購入できるし、一般販売価格より安い価格で購入できるのであればお得感もあります。

ただ、中途半端に値引きすると、それほど効果が見込めないばかりか、がっかりしてしまいます。例えば、3%OFFとか5%OFF程度の値引きだと私ならがっかりしますね。

「今買っておかないと絶対に後悔する」というぐらいの値段設定にすることをお勧めします。

ですので、一般販売価格の設定もしっかりと考えないといけませんね。

あと、先行販売をするには、先行販売用のランディングページを作るのが良いですね。

先行販売終了前

次の売りやすいタイミングは、「先行販売終了前」です。

購入しようか悩んでいた人も、先行販売が終了間近になると「安いうちに買っておかないと!」という気持ちになって購入を決意することも多いです。

実際に私も、先行販売終了日の夜に購入した経験が何度もあります。

だから、何が重要かというと「先行販売が終了することを、しっかりと何度も伝える」ということです。

例えば、「あと3日で先行販売価格での販売が終了します」といった感じのメールを送ったり、「本日いっぱいで先行販売価格での販売が終了します」といった感じに何度もメールを送ります。

特に最終日は、3回ぐらいはメールを送ったほうがいいでしょう。「あと◯時間で終了します」みたいな感じで。

「そんなにしつこくメールを送ったら売り込みと感じて迷惑なんじゃないのか?」という意見もあると思いますが、その商品に興味がある人であれば、たとえたくさんメールが送られてきても嫌な思いはしないはずです。

実際に私はそのようなメールが何度も送られてきたことがありますが嫌な思いをしたことがありません。

「たった1日でわかるマーケティング基礎マニュアル」にも書きましたが、興味がない人にセールスをするから「売り込み」と感じて嫌がられるのであって、興味がある人にセールスするのは迷惑ではないんです。

だから、「もうすぐ先行販売終了しますよ〜」というのを何度も伝えるようにしてください。

販売開始直後

次の売りやすいタイミングは「販売開始直後」です。

一般販売の販売開始直後も販売数を伸ばすことができるタイミングですので、しっかりと戦略を立てた上で販売開始することが大切です。

例えば、あらかじめ「●月●日に販売を開始します」というように、あらかじめメルマガなどで販売予告をしておくといいですね。

そうすることで期待が高まり、メルマガを開封してくれる可能性も高くなりますし、販売ページを読んでくれる可能性も高くなります。

この「期待感を高くする」というのはとても重要なので頭に入れておいてください。

また、一般販売でもいきなり定価にするのではなくて、「◯月◯日までは◯◯円で購入できます」といった感じに、値引き価格で販売するのがいいですね。

そうすることで、値上げ前に再度アプローチすることができます。

ただ、注意しないといけないのは、先行販売価格より少しだけ値上げした価格にするのは良くないです。

例えば、

「先行販売価格は24,800円です。24,800円で購入できるのは本日までです。」
  ↓
「先行販売価格での販売は終了しました。販売価格は25,800円です」

といった感じでちょっと値上げしただけだとインチキな感じがしますよね。実際にそのようなことをしている販売者が時々います。

そのようなことばかりしていると、少しずつ信頼がなくなってしまいます。

ですので、「早く買っておいて良かった!」と感じるような価格設定にすることを心がけてください。

また、先行販売の時に買ってくれた人に、その商品の感想をもらっておいて、その感想を販売ページに掲載したり、メルマガに記載したりすると効果的です。

特典廃止前

次に、「特典廃止前」です。

特典を付けることで、その特典欲しさに購入する場合もあります。だから、その特典だけでも商品として販売できるような魅力的な特典を用意してください。

そして、特典を付けることのメリットはそれだけではありません。

特典を付けるということは「特典廃止前」という販売数を増やすタイミングを作ることができるというメリットがあるんです。

だから特典には期限をつけてください。

そして、特典廃止前には「特典を受け取ることができるのはあと○日です」「あと○時間で特典が廃止されます」と言った感じにメール等で伝えることが重要です。

「そのように煽るのは好きじゃない」という人のいるかもしれませんが、これは煽っているのではなく背中を押してあげているんです。

本当に良い商品でお客様のためになる商品であれば、しっかりと売るべきです。だから、迷っている人の背中を押して「買う決断」をさせることは親切であると考えるべきです。

値上げ前

次に、値上げ前です。

「●月●日まで限定の価格です」というように、期限を決めておくことが重要です。

購入を悩んいる人であれば値上げ前に買っておきたいものですが、「気付いたら割引き期限が過ぎていた」という経験はないですか?

私は何度もあります。

だから何度も言いますが、「ちゃんと伝える」ということが大切です。

「○月○日から値上げします」「購入を考えている人は○月○日までに購入してくださいね~」と言った感じで、メール等でしっかりとアプローチしてください。

しつこく何度も言いますが、アプローチすることは親切なんです。

何度も伝えないと、「あ、期限が過ぎていた。ショック…」ということになりお客様はがっかりしてしまいます。

販売停止前

最後に、販売停止前です。

販売停止となると、お客様は「販売停止前に買っておきたい」と思いますよね。なので、思い切って販売期限を設定することも重要です。

ただ、販売停止にしたからといって、今後販売してはないと言うわけではありません。切り口を変えたり、商品をバージョンアップさせたり、ターゲットを変えたりして販売を再開することもできます。

そうすることによって商品の質も上がってきます。その結果、よりお客様の満足する商品になっていきますよね。

 

このように、ただ単に「値引きします!」ではなくて、6つの売りやすいタイミングを上手く利用することで、今まで売れなかった商品でも売ることができますし、販売数を今まで以上に増やすこともできますね。

 

以上で、商品を売りやすい6つのタイミングの解説は終わりますが、

実はもう一つあります。

 

実は、もう一つあるんです

実は7つ目の売りやすいタイミングがあるんです。

ただし、これはちょっと反則です。

 

その反則技は、、、

 

「延長戦」です。

 

ネット起業家がたまに使っていますね。

「注文が集中していたため、「サイトにアクセスできなくて注文できなかった」という問い合わせを多く頂きましたので、販売を3日間延長することにしました」

という理由をつけて販売期間を延長するケースもたまに見られます。

「ウソだろ!」と突っ込みたくなりますが、最後まで購入に悩んでいた人にとっては有難いですよね。「この機会に買っておこう」となるかもしれません。

ただ、インチキ臭さ満載なので、延長するのなら「信用を失う可能性がある」ということを理解した上で行ってください。私はこういったことはやりませんが。延長する理由が本当ならいいですが、ウソは良くないですね。

最後に重要なことをお伝えします。「理由をつける」

最後に重要なことをお伝えします。

それは「理由をつける」ということです。

  • なぜ先行販売をするのか?
  • なぜ特典に期限をつけるのか?
  • なぜ値引きをするのか?
  • なぜ値引きに期限をつけるのか?
  • なぜ販売を停止するのか?

という理由をつけることが重要です。

理由をつけないと、単なる「煽り」と感じてしまいます。

理由をつけるということは、とても重要なことなので、理由をメルマガや販売ページ(ランディングページなど)で伝えてみてください。

 

今回紹介した6つは、必ずすべてを取り入れないといけないという訳ではありませんが、期限を決めて区切ることで売りやすいタイミングを作ることができるので、戦略的に取り組んでみてください。