先日、飲食店に食事に行ったときのことです。

食事が終わったので、レジに伝票を持っていき店員に伝票を渡したのですが、

その店員は、無表情で目も合わせずに伝票を受け取りました。

まぁ接客業だとしても、中には無愛想な店員もいるのは仕方ないので、それほど気にしていなかったのですが、その店員の胸につけていた名札を見ると「私は笑顔で対応します」みたいな感じのことが書いてありました。

「笑顔で対応します」だったか「笑顔を心がけます」だったかは詳しくは覚えていませんが、そのようなことがその店員の左胸の名札に書いてありました。

「笑顔って書いてるのに全く笑顔じゃない…」と思いながら会計を済ませました。

 

正直「できないなら書くな!」って思いました。

 

もし「笑顔で対応します」というのを書いていなかったとしたら、「どこにでもいる愛想の悪い店員」という程度で、それほど印象には残らなかったはずなのに、その名札をつけていたせいで、悪い印象が頭に焼き付いてしまいました。

そういった名札を付けるのなら、しっかりと社員教育するべきだし、そもそも無理にそういったアピールをする必要はないと思います。

 

 

これはインターネットで集客するときも同じで、ランディングページに余計なことを書いたり、印象を良くしようと思って書いたことが逆効果だったりするランディングページをよく見かけます。

なので、できないことは書かないほうがいいですね。

 

例えば、「回数無制限の無料メールサポートつけます」とか

「30分のスカイプ相談をつけます」とか。

 

そういった特典を付けるのなら、メールサポートはしっかりしないといけません。実際、メールしても返信が遅い業者もよくあります。

スカイプサポートも希望者が多くなると、物理的に対応ができなくなる可能性もあります。

「忙しいから仕事を受けることができません」と予め仕事を断るのならいいですが、商品やサービスを売ってお金をもらった後に「忙しいからサポートはできません」「今はスケジュールがいっぱいでお受けすることができません」ではダメですよね。それでは詐欺に近いです。

 

メールサポートやスカイプサポートにはそれなりの労力が必要なので、忙しくなると対応がおろそかになり、お客さんにも迷惑をかけてしまうことになるので、サポート体制がしっかりしていないのに安易にそういったサポートを付けるのは注意したほうがいいですね。

私自身がそういった経験があるのでよくわかります。

 

「できないなら書くな」というのは当たり前のことだけど、印象を良くするためや契約を取るために、ついそういったサービスを必要以上に付けてしまうケースって多いです。

逆効果にならないために注意が必要ですね。